「正直、もう決めたいのに…決めきれない…!」
「営業担当はめちゃくちゃ信頼できるけど、建物の設備がちょっと物足りない…」
「逆に、建物は最高なのに、担当者の人柄がいまいち掴めなくて不安…」
そんな風に頭を抱えながら、夜中に一人でネットサーフィンしているあなた。
うん、うん、分かります。その気持ち、痛いほど。
なぜって?
僕も、つい最近まで、あなたと全く同じ悩みで眠れない日々を過ごしていたからです。4000万円を超える人生で一番大きな買い物、「家」。後悔なんて絶対にしたくないですよね。
特に、「人で選ぶか、家で選ぶか」この究極の選択、本当に難しいんですよ。
この記事では、僕が実際にアイ工務店と住友不動産を比較検討し、最終的にどんな決断をしたのか、そしてその過程で何に悩み、どう乗り越えていったのかを、僕のリアルな体験談を通して全てお話しします。
この記事を読み終える頃には、あなたの心の中のモヤモヤが少しでも晴れて、後悔のない家選びへのヒントを掴んでもらえるはずです。
さあ、僕と一緒に、あなたの「後悔しない家づくり」の答えを探しに行きましょう!
僕の家選びの旅が始まった日:突然の転機とハウスメーカーとの出会い
「え、本当に?」
妻のその一言から、僕たちの家選びの旅は、唐突に始まりました。
それは、僕が長年勤めていた会社から、まさかの「転勤なし」での地方へのUターン転職を打診された日でした。実家に戻るつもりは全くなかったんですけど、話を聞いてみたら条件がめちゃくちゃ良くて。
「よし、この機会に実家の近くに家を建てよう!」
そう決めてから、夫婦で意気揚々と住宅展示場巡りを始めたんです。
最初はもう、ワクワクしかなくて。
モデルハウスを見るたびに、「あー、こんなキッチン良いね!」「こんな広いリビングで家族と過ごしたい!」なんて、夢がどんどん膨らんでいきました。
でもね、いくつかハウスメーカーを見ていくうちに、あることに気づいちゃったんですよ。
「あれ?これ、同じような家ばっかりじゃない?」って。
もちろん、それぞれ特徴はあるんですけど、僕の心を揺さぶるような「コレだ!」っていう決定打がなかなか見つからなかったんです。
そんな中で、僕たちの検討リストに上がってきたのが、今回の主役である「住友不動産」と「アイ工務店」でした。
どちらも名の知れた会社だし、それぞれに魅力的な部分があって。
でもね、ここからが僕の、いや、僕たちの究極のジレンマとの戦いの始まりだったんです。
住友不動産との出会い:「この人なら任せられる」という安心感
まず、住友不動産との出会いから振り返ってみましょうか。
初めての展示場訪問、そして運命の出会い
住友不動産のモデルハウスは、さすが大手という感じで、デザイン性も高くてめちゃくちゃカッコよかったんですよ。一歩足を踏み入れた瞬間に、「おお…!」って声が出ちゃいましたね。
そこで声をかけてくれたのが、Sさんという営業担当の方でした。
初めて会った時は、正直「うん、普通に良い人だな」くらいだったんです。でも、その印象が、回数を重ねるごとにどんどん変わっていったんですよ。
10回以上の面談が織りなす「信頼」のストーリー
結局、僕たちはSさんと、契約までに10回以上は会ったんじゃないかな。
展示場での打ち合わせはもちろん、僕たちの土地を見に来てくれたり、別の物件を見学に連れて行ってくれたり、カフェでざっくばらんに話したりと、本当に色々な機会を設けてくれました。
毎回毎回、僕たちの漠然とした要望を丁寧に聞き出してくれて、「こういうのはどうですか?」「ここをこう変えると、もっと良くなりますよ」って、僕たち素人じゃ考えつかないような提案をたくさんしてくれたんです。
僕が一番驚いたのは、Sさんの「記憶力」と「引き出しの多さ」ですね。
例えば、初回で話した何気ない僕の趣味の話とか、妻が「こんな色合いが好き」って言ったことを、数ヶ月経っても覚えていて、「以前おっしゃっていた〇〇のイメージだと、この壁紙とかどうでしょう?」ってピンポイントで提案してくるんですよ。
いや、もう、さすがとしか言いようがない。
「この人、僕たちのことちゃんと見てくれてるんだな」って、めちゃくちゃ実感しました。
もちろん、専門知識も半端なかったです。
- 耐震構造の詳しい説明
- 断熱性能の違い
- ローンの種類とメリット・デメリット
- 近隣の土地情報や法規制のこと
どんな質問にも、根拠に基づいて分かりやすく説明してくれましたし、分からないことは「正直、今すぐは答えられないので、会社に確認して折り返します!」と正直に言って、後日ちゃんと連絡をくれる。
こういう誠実な対応が、僕たちのSさんへの信頼をどんどん厚くしていったんですよね。
不安な点を解消してくれたエピソード
一度、僕が「オプション費用って、最終的にどこまで膨らむんですか?」って、かなり突っ込んだ質問をしたことがあったんです。
そしたらSさん、一般的な概算だけでなく、「過去のお客様の事例だと、平均でこれくらい増えることが多いですね。でも、お客様の場合は〇〇を重視されているので、ここは削らずに、代わりに〇〇で調整すると予算内に収めやすいかもしれません」って、具体的にアドバイスをくれたんですよ。
これには本当に感動しましたね。
ただ「大丈夫です」とか「頑張ります」じゃなくて、具体的な数字と根拠を示してくれたから、「あ、この人は本当に僕たちの予算と真剣に向き合ってくれているんだな」って思えたんです。
僕にとって、Sさんは単なる営業担当じゃなくて、まるで信頼できる「家づくりの相棒」みたいになっていました。
「このSさんとなら、きっと最高の家づくりができる!」
正直、住友不動産の建物自体ももちろん魅力的だったんですけど、それ以上に「Sさん」という存在が、僕の中でめちゃくちゃ大きくなっていたんです。
アイ工務店との出会い:「この設備、最高じゃん!」という興奮
さて、次にアイ工務店との出会いです。
展示場での衝撃、魅惑のハイスペック設備
アイ工務店のモデルハウスに初めて行った時のこと。
「いや、まじか…!」
正直、めちゃくちゃ驚きました。
何がって、標準装備のレベルが、めちゃくちゃ高いんですよ!
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全館空調システム:
モデルハウスに入った瞬間から、家全体が均一に快適な温度で、冬なのに半袖で過ごしたくなるくらい。これ、めちゃくちゃ憧れるじゃないですか。
-
トリプルガラスの窓:
外の音がほとんど聞こえない静けさ。そして、触ってみると冷気が全く伝わってこない。断熱性能、半端ないって!
-
高級感あふれるキッチン:
食洗機はもちろん、グリルも多機能で、デザインもめちゃくちゃスタイリッシュ。妻も「こんなキッチンだったら料理がもっと楽しくなりそう!」って目を輝かせていました。
-
最新のスマートホーム機能:
照明やエアコンがスマホで操作できるのはもちろん、AIスピーカーとの連携もスムーズ。未来の家って感じがして、男心をくすぐられまくりでしたね。
住友不動産ももちろん良かったんですけど、アイ工務店の設備は「こんなものが標準で付いてくるの!?」っていう驚きと感動の連続だったんです。
僕も妻も、「この家で暮らせたら、毎日がめちゃくちゃ快適になるだろうな」「QOL(生活の質)が爆上がりしそう!」って、興奮が止まりませんでした。
特に、全館空調は僕の中でめちゃくちゃ大きなポイントでしたね。
実家が冬は廊下と部屋の温度差が激しくて、ヒートショックとかも心配だったので、家全体が快適な温度に保たれるって、めちゃくちゃ魅力的だったんですよ。
しかし…担当者への不安が残る
アイ工務店の建物や設備には、本当に文句なしだったんです。
でもね、ここでもう一つの側面が浮上してきたんですよ。それが、営業担当のHさんとの関係性です。
正直、Hさんとはまだ2回しか会っていなくて。
決して悪い人ではないんですよ? 質問すれば丁寧に答えてくれるし、笑顔も素敵だし。
でも、何て言うんだろう。
住友不動産のSさんと比較すると、まだ「人柄」が掴みきれていないというか、「この人に全て任せられる!」っていう確信が持てないままだったんです。
もちろん、これは僕たちの問題でもあるのかもしれない。
まだ2回しか会っていないんだから、信頼関係が構築されていないのは当たり前だし。
でも、ですよ?
4000万円を超える買い物ですよ?
家って、建てて終わりじゃないじゃないですか。住んでから何十年もメンテナンスとか、もしかしたらトラブルとか、色々なことがあるかもしれない。
そういう時に、ちゃんと親身になって相談に乗ってくれる人なのか?
何かあった時に、僕たちの味方になってくれる人なのか?
まだその「確信」が持てないまま、建物の魅力だけで「よし、決めよう!」とは、どうしてもなれなかったんです。
「うーん、建物は最高なんだけどなぁ…」
そうやって、僕の中で「最高の家」と「信頼できる人」という二つの選択肢が、目の前に立ちはだかった瞬間でした。
二つの道の交差点:「人」と「家」、究極の選択
まさに、目の前に二つの道が分かれている状態でしたね。
一方は、信頼できるSさんと、堅実で安心感のある住友不動産の家。
もう一方は、最高の設備が詰まった、夢のようなアイ工務店の家。
「いや、これ、どうすんのよ?」
自分でもツッコミを入れたくなるくらい、答えが見つからなかったんです。
4000万円超えの重圧と、後悔したくない心理
改めて言うけど、4000万円超えの買い物ですよ?
僕も妻も、共働きでコツコツ貯めてきたお金だし、これから何十年もローンを払っていくわけじゃないですか。
そりゃ、「失敗したくない」って強く思いますよね。後悔だけは、絶対にしたくない。
もし、人で選んで、家がイマイチだったら?
「あの時、もっと設備の良い方を選んでおけば…」って、毎日後悔しながら生活するのかな。
逆に、家で選んで、担当者がいざという時に頼りにならなかったら?
「やっぱり、あのSさんを選んでおけば良かった…」って、トラブルが起こるたびに嘆くのかな。
そんなことを考えると、もう頭の中はぐるぐるで、答えが出ない無限ループにハマり込んでいました。
家族との相談、友人知人の意見
この悩みを、妻にも正直に話しました。
「やっぱり、Sさんの人柄はめちゃくちゃ安心できる。でも、アイ工務店の全館空調とか、諦めきれないんだよな…」
妻も同じように悩んでいました。
「私もSさんのことはすごく信頼してる。でも、アイ工務店のキッチンとか、本当に魅力的なんだよね…」
ですよねぇ。やっぱり、夫婦で意見が割れる部分もあるし、同じように悩む部分もあって。
親や友人にも相談してみました。
「家は一生モンだから、妥協するな!」
「営業は所詮営業だよ。建物の性能で選びな!」
「でも、建てた後が長いでしょ?何かあった時に頼れる人がいるって、すごく大きいよ。」
色々な意見があって、どれも一理あるんですよね。
でも、結局は僕たち夫婦の決断。
「どうすれば、後悔しない決断ができるんだろう?」
そう考えているうちに、僕はある行動に出ることにしたんです。
僕が試した「後悔しないための」比較検討術
このモヤモヤを解消するために、僕なりにできる限りのことをやってみようと決めました。
なぜって?
結局、情報が足りないとか、比較検討が不十分だから、決めきれないんだと思ったからです。
アイ工務店との面談回数を増やす試みと結果
まず最初にやったのは、アイ工務店のHさんとの面談回数を増やすこと。
「あの、もう少し詳しく話を聞きたいんですけど…」って、正直に伝えて、何回か追加で打ち合わせを設定してもらいました。
そこで、僕はHさんの人柄を測るために、いくつか具体的な質問リストを用意していったんです。
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アフターサービス体制について:
「もし引き渡し後に不具合があった場合、誰に連絡すればいいですか? 担当者が変わることはありますか?」
Hさん:「基本的には私にご連絡いただいて大丈夫です。ただ、内容によっては専門の部署に引き継ぐ形になります。担当変更の際は、事前にご挨拶させていただきます。」
うん、なるほど。悪くはないけど、Sさんみたいに「僕が責任を持って最後まで対応します!」みたいな力強さまでは感じられなかったかな。
-
過去のトラブル事例とその対応:
「ぶっちゃけ、これまで引き渡し後に大きなトラブルってありました? その時、どう対応されたんですか?」
Hさん:「正直、トラブルが全くないわけではありません。例えば、以前こんなことがありまして…その際は、〇〇という対応をさせていただきました。」
正直に話してくれたのは好印象でした。でも、Sさんが話してくれた「トラブルがあった時も、お客様に寄り添って、会社の上の人間と交渉してでも解決に導きます」という熱意とは、ちょっと違う気がしたんですよね。
-
担当者の家づくりに対する哲学:
「Hさんご自身は、家づくりで一番大切にしていることって何ですか?」
Hさん:「お客様の理想を形にすること、そして住んでから後悔しない家を提供することです。」
模範解答、ですよねぇ。もちろん、間違ってはいないけど、Sさんが語ってくれた「家は家族の歴史を刻む場所。だからこそ、今だけでなく10年、20年先を見据えた提案をしたいんです」という言葉には、正直、胸を打たれたんですよ。
何回か会って話すうちに、Hさんが決して不誠実な人ではないことは分かりました。でも、やっぱりSさんのような「この人に任せたい!」という絶対的な安心感は、残念ながら得られませんでした。
両社の最終見積もりの徹底比較
次にやったのは、両社の最終的な見積もりを徹底的に比較することです。
僕が意識したのは、「オプション、外構費、諸経費」まで、全て含めた総額で比較することでした。
なぜって?
ハウスメーカーによっては、「本体価格は安く見えるけど、オプションを付けたらめちゃくちゃ高くなった!」とか、「外構費が別途で高額になった!」なんて話、よく聞くじゃないですか。
僕の場合も、
-
住友不動産:
Sさんが最初から「諸経費や外構費も想定した予算組みをしましょう!」って言ってくれていたので、かなりクリアな見積もりでした。オプションについても、「これは必須、これは優先順位低め」って細かくアドバイスをくれたので、予算オーバーしにくい工夫がされていた。
-
アイ工務店:
最初に出てきた見積もりは、かなり魅力的な価格でした。でも、よくよく見ていくと、外構費が最小限のプランだったり、僕が希望していた一部の設備がオプション扱いになっていたりする部分が見つかったんです。
Hさんに「この部分を住友不動産と同じレベルにしたら、いくらくらいになりますか?」って聞いてみたら、やっぱり当初の提示額よりは上がっちゃいましたね。
結局、最終的な総額で比較すると、アイ工務店の「魅力的な標準装備」は、住友不動産のオプションをいくつか追加した価格と、そこまで大きく変わらないことが分かったんです。
あれ、意外と差がないぞ…?って、この時、少し冷静になりましたね。
既存顧客の生の声を探す努力
あとは、地元の掲示板やSNSで、両社の既存顧客の生の声を探しまくりました。
特に注視したのは、「アフターサービス」に関する評判です。
- 「住友不動産で建てたけど、建てた後も担当者が相談に乗ってくれて助かった!」
- 「アイ工務店の設備は本当に最高!でも、ちょっとした不具合の時の連絡が遅いのが気になる…」
もちろん、これは個人の体験談なので、全てが正しいとは限らないし、担当者によっても差があるのは分かっています。
でも、何人かの声を聞いていくうちに、
「やっぱり、住友不動産は大手だけあって、企業としてのサポート体制がしっかりしてるのかな…」
「アイ工務店は、建物は素晴らしいけど、アフターサービスは担当者の当たり外れが大きいのかもしれない…」
そんな印象を、なんとなく抱くようになりました。
第三者の専門家からの客観的な意見
最終的に、僕は知り合いのファイナンシャルプランナー(FP)の方に相談してみました。
FPのOさんは、僕の状況をじっくり聞いてくれて、「家は大きな買い物だから、感情で選ぶのも大事だけど、長期的な視点でのコストとリスクも考慮しないとね」とアドバイスをくれました。
Oさんが特に強調していたのは、以下の点です。
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営業担当者の重要性:
「住宅ローンは20年、30年と続くもの。その中で、担当者が変わったり、会社との窓口が不明確になったりすると、めちゃくちゃストレスになるよ。Sさんのように、安心して相談できる人がいるのは大きなメリットだね。」
-
企業の安定性:
「ハウスメーカーが倒産したり、事業を撤退したりするリスクもゼロではない。大手であればあるほど、そのリスクは低いし、万が一の保証も安心感がある。」
-
ライフサイクルコスト:
「初期の設備の魅力も大事だけど、長期的な視点で考えると、メンテナンス費用や光熱費なんかも計算に入れておくべきだね。例えば、全館空調は快適だけど、故障した時の修理費用は安くないよ。」
うん、なるほど。耳が痛い話もありましたが、めちゃくちゃ客観的で冷静な意見をもらえて、僕の頭の中が少しずつ整理されていくのを感じました。
「人で選ぶ」ことの光と影
これらの比較検討を通じて、改めて「人で選ぶ」ことのメリット・デメリットを深く考えるようになりました。
信頼できる営業担当がいることのメリット
Sさんとの出会いを通して、僕が感じた「人で選ぶ」ことのメリットは、本当にたくさんありました。
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安心感と心の支え:
家づくりって、分からないことだらけだし、不安になることばかりなんですよ。そんな時に、いつでも相談できるSさんがいるってだけで、めちゃくちゃ心強かったんです。「Sさんがいれば、きっと大丈夫だ」って、本当に心の拠り所になっていました。
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トラブル発生時の対応期待:
「もし何かあっても、Sさんが何とかしてくれるだろう」って、勝手に思っちゃってましたね。個人の信頼が、会社への信頼にも繋がっているんですよ。
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最適な提案への期待:
僕たちのライフスタイルや予算を深く理解してくれているからこそ、本当に僕たちに合った提案をしてくれるだろうという期待感がありました。実際に、Sさんの提案はいつも僕たちの想像を超えてくるものでしたし。
結婚相手を選ぶ時と一緒ですよね。
どれだけルックスが好みでも、性格が合わなかったり、信頼関係が築けなかったりしたら、一緒に生きていくのは難しいじゃないですか。
家も同じで、僕にとってSさんは、まさに「家づくりの結婚相手」みたいな存在になっていたのかもしれません。
「人で選ぶ」ことの危険性:担当者リスク
でも、同時に「人で選ぶ」ことの危険性も、Oさんの話を聞いて改めて痛感しました。
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異動や退職のリスク:
「もし、Sさんが途中で異動になったり、会社を辞めちゃったらどうするの?」って。
うっ…なるほど。これは盲点でした。確かに、担当者はあくまで会社の代表であって、その人がずっと僕たちの担当でいてくれる保証なんてどこにもない。
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会社全体の体制の確認不足:
Sさんが優秀だからといって、住友不動産全体のアフターサービス体制が完璧とは限らない。個人の能力に依存しすぎると、会社としての仕組みや契約内容の不備を見落とす可能性もありますよね。
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感情的な判断による合理性の欠如:
僕はSさんの人柄に強く惹かれていたから、もしかしたら、住友不動産の「建物そのもの」の評価が、客観的ではなくなっていた部分もあったかもしれない。感情が先行して、合理的な判断を見誤るリスクも、ゼロではないんですよね。
「いやいや、それはちょっと盛りすぎじゃない?」って思う人もいるかもしれないけど、4000万円超えの買い物だからこそ、こういう最悪のケースまで考えておくべきだ、とOさんは言っていました。
うん、確かにその通りだなぁ。
「家で選ぶ」ことのリアルと未来
一方で、アイ工務店の「最高の設備」を諦めることについても、深く考えました。
魅力的な設備がもたらす日々の満足感
アイ工務店の設備がどれほど魅力的だったか、もう一度思い出してみましょう。
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全館空調:
冬でも家中ポカポカ、夏でも涼しい。ヒートショックの心配もなく、アレルギー持ちの僕にはめちゃくちゃ魅力的でした。
-
トリプルガラス:
高気密・高断熱で、光熱費も抑えられる。そして、何より静か。これは日々の生活の質に直結しますよね。
-
デザイン性と機能性を兼ね備えたキッチン:
妻が楽しそうに料理をしている姿が目に浮かぶようでした。
これらが標準装備で手に入るって、めちゃくちゃデカいんですよ。
だって、日々の生活の中で、快適さや便利さって、めちゃくちゃ重要じゃないですか。
「こんな設備が毎日使えるなんて、最高の贅沢だな」って、正直思っていましたね。
医療機関の選択で例えるなら、最新鋭の医療機器が揃っている病院と、信頼できる主治医がいる病院、どっちを選ぶか、みたいな話です。
緊急時や長期的な治療を考えると、設備が充実している方が、より良い治療を受けられる可能性も高いですよね。
「家で選ぶ」ことのデメリットと長期的な視点
でも、この「最高の設備」にも、ちゃんとデメリットと向き合わなきゃいけない部分があるんです。
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リフォームで変えられる部分、変えられない部分:
確かに、キッチンやバスルームなどの水回りの設備は、数十年後にリフォームで交換することは可能です。でも、全館空調システムや高断熱・高気密といった「家の基本性能」に関わる部分は、後から大幅に変えるのは、めちゃくちゃ大変だし、お金もめちゃくちゃかかります。
「あの時、ケチらなければよかった…」って、後で後悔する可能性もゼロじゃない。
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ライフサイクルコストの考慮:
初期の設備がいくら魅力的でも、その後の維持管理費や修繕費、そして光熱費といった「ライフサイクルコスト」をトータルで考えないといけないんです。
例えば、全館空調はめちゃくちゃ快適だけど、万が一故障した時の修理費用は高額になることが多い。保証期間が過ぎた後も、しっかりとメンテナンス費用を払い続けられるか?という視点も必要なんですよね。
-
担当者の人柄が掴めない不安:
そして、やはりこれに尽きるんですけど、「この最高の家を、誰が作ってくれるのか?」という不安が拭えませんでした。
Hさんが不誠実なわけじゃない。でも、Sさんのような「絶対的な安心感」がなかったからこそ、この最高の設備を本当に信頼して良いのか、という疑念が、どうしても頭の片隅にあったんです。
結局、どんなに素晴らしい家でも、その家を建てる人と、その後のサポートをしてくれる人の存在は、めちゃくちゃ重要なんですよね。
人は、短期的な利益(魅力的な設備による現在の満足)と長期的なリスク回避(信頼できる人による未来の安心)の間で、普遍的に葛藤する存在である。って、なんか偉そうに言っちゃったけど、本当にその通りだなって思いました。
僕自身、この葛藤の真っ只中にいたわけですから。
僕がたどり着いた「後悔しない結論」と、その理由
さて、ここまで僕の苦悩と、あらゆる比較検討の過程をお話ししてきました。
あなたは、僕がどんな決断をしたのか、気になりますよね?
結論から言うと、僕たちは…住友不動産で家を建てることに決めました!
「え、あの最高の設備を諦めたの!?」
そう思いますよね。正直、僕も決断するまではめちゃくちゃ悩みました。
でも、最終的に「後悔しない」という僕なりの結論にたどり着いたんです。
その理由は、いくつかあります。
理由1:家は「建てて終わり」じゃない、人との関係は続く
一番大きな理由は、これに尽きます。
家は、建てて終わりじゃないんですよ。住み始めてからが、本当のスタートなんです。
何十年も住む中で、必ずと言っていいほど、何らかの不具合やトラブル、あるいはリフォームの相談など、ハウスメーカーとの関わりは続いていきます。
その時に、「この人に頼めば大丈夫」という信頼できる担当者がいるかどうかは、僕たちの心の平穏にめちゃくちゃ大きな影響を与えると思ったんです。
Sさんとの10回以上の面談で培われた信頼感は、単なる営業トークでは得られない、深い安心感でした。
「ザイオンス効果(単純接触効果)」っていう心理学の法則があるんですけど、人は繰り返し接することで、その対象に対する好意や信頼度が増す傾向があるんですよね。
まさに僕とSさんの関係は、このザイオンス効果によって、揺るぎないものになっていたんだと思います。
アイ工務店のHさんが悪い人ではないのは分かっていました。でも、まだ2回の面談では、僕たちの人生を賭けた買い物に対する「絶対的な信頼」には、どうしても届かなかったんです。
僕は、目に見えない「安心」という価値を、目に見える「設備」よりも優先することを選びました。
理由2:住友不動産の建物も十分魅力的だった
これも重要なポイントです。
アイ工務店の設備が「最高」だったのは事実ですが、住友不動産の建物も決して「劣っている」わけではありませんでした。
むしろ、大手ならではの安定した品質、洗練されたデザイン、そしてSさんが僕たちの要望に合わせて提案してくれたオプションは、どれも魅力的で。
最終的な見積もりで比較した時、アイ工務店の標準装備と住友不動産のオプション追加後の価格差が、そこまで大きくなかったことも大きかったです。
「最高の設備を諦めた」というよりは、「十分満足できる家を、最も信頼できる人と建てる」という選択をした、という感覚でした。
もちろん、全館空調への未練がなかったと言えば嘘になります。でも、「それは後からでも、工夫次第で快適にできる部分もある」と割り切ることにしました。
「プロスペクト理論」って知っていますか? 人は利益を得る喜びよりも、損失を回避する心理が強く働くという理論です。
僕の場合、「設備が少し劣るかもしれない」という損失よりも、「担当者との信頼関係が築けないかもしれない」という損失回避の気持ちの方が、最終的な決断に強く影響したんだと思います。
理由3:長期的なライフプランを見据えた決断
ファイナンシャルプランナーのOさんのアドバイスも、僕の背中を押してくれました。
家は、単なる物理的な箱ではなく、「将来への投資」なんです。
僕たちのライフプラン、例えば、
- 将来、子供が増えた時の間取り変更
- 親が高齢になった時のバリアフリーリフォーム
- いざという時の売却のしやすさ
そういった長期的な視点で考えた時に、大手ハウスメーカーである住友不動産の「企業としての安定性」や、Sさんのような「信頼できる担当者がいることによる安心感」は、めちゃくちゃ大きなメリットだと感じました。
何かあった時に、企業としてもしっかりと対応してくれるだろうという期待。
これは、高額な買い物だからこそ、絶対に譲れないポイントだったんです。
結局、最高の家は、最高の「信頼」の上に建つ。
僕にとって、この言葉が全ての答えでした。
あなたに贈る、後悔しない家選びのための3つの質問
僕の家選びの旅は、住友不動産との契約という形で一旦のゴールを迎えました。
でも、今まさに同じような悩みを抱えているあなたに、僕の経験から導き出した「後悔しないための3つの質問」を贈りたいと思います。
この質問は、僕自身が本当に悩んだ末に考えたものなので、ぜひあなたの家選びのヒントにしてみてください。
質問1:あなたにとって「最高の家」とは、どんな「感情」をもたらしてくれる家ですか?
「最高の家」って、人それぞれ定義が違いますよね。
- 最新の設備に囲まれて、毎日ワクワクする家?
- 光熱費を気にせず、夏も冬も快適に過ごせる家?
- 何かあっても、すぐに相談できる人がいる安心感のある家?
「設備が魅力的!」とか「人が信頼できる!」とか、そういう具体的なスペックや人柄ももちろん大事です。
でも、その根底にある「その家でどんな感情を味わいたいのか?」を、もう一度、自分自身の心に問いかけてみてください。
僕の場合、「毎日安心感に包まれて暮らしたい」という感情が、最終的にSさんとの信頼関係を選ばせたんだと思います。
質問2:もし担当者が変わったとして、その会社はあなたにとって、まだ「最高の選択肢」であり続けますか?
これは、僕が「人で選ぶ」ことの危険性を痛感した時に考えた質問です。
どんなに信頼できる担当者でも、異動や退職のリスクはゼロではありません。
もし、今めちゃくちゃ信頼している担当者が、明日からいなくなってしまったとしたら。
それでも、あなたは、そのハウスメーカーで家を建てることを後悔しないと言い切れますか?
この質問に「はい」と答えられないなら、あなたは「担当者個人」を信頼しているだけで、「会社全体」を信頼しているわけではないのかもしれません。
そう気づいたら、会社のサポート体制や保証内容など、「人」以外の要素も、もう少し深く掘り下げて検討してみる必要があるかもしれませんね。
質問3:今、妥協しようとしている部分が、10年後、20年後に「後悔」に変わる可能性はありますか?
例えば、僕がアイ工務店の全館空調を諦めたように。
今、「ちょっとここは妥協してもいいかな…」と思っている部分が、10年後、20年後に「なんであの時、こっちを選ばなかったんだろう…」という後悔に変わる可能性がないか、冷静に考えてみてください。
- リフォームで簡単に変えられる部分なのか?
- それとも、家の基本性能に関わる、後から変更が難しい部分なのか?
- 日々の生活の満足度に、長期的に大きく影響する部分なのか?
目先の予算や、ちょっとした我慢が、将来大きな後悔に繋がらないか、もう一度よく吟味することが大切です。
この質問を自分自身に投げかけることで、本当に優先すべきものが、きっと見えてくるはずです。
まとめ:あなたの「後悔しない家づくり」を応援しています!
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
僕のリアルな体験談を通して、あなたの家選びの悩みが少しでも軽くなっていたら、こんなに嬉しいことはありません。
最後に、今日僕があなたに一番伝えたかったことをまとめます。
-
「人」と「家」の選択に正解はない:
どちらを優先するかは、あなたの価値観やライフスタイルによって変わります。僕の選択が、あなたにとっての正解とは限りません。
-
大切なのは「後悔しない」ためのプロセス:
徹底的に情報収集し、比較検討し、自分自身と深く向き合うこと。そのプロセスこそが、後悔しない決断へと導いてくれます。
-
「信頼」は、目に見えない最大の価値:
特に高額な買い物においては、数字やスペックだけではない「信頼」という感情が、最終的な満足度を大きく左右します。
家づくりは、本当に大変な道のりです。
でも、その先には、家族みんなで笑顔で過ごす、かけがえのない未来が待っています。
どうか、焦らず、しかし着実に、あなたの「後悔しない家づくり」を進めていってください。
今日から、あなただけの「最高の家」を見つける旅に出かけてみてくださいね。心から応援しています!

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